サンゴの分類 その3

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またまた続きっす。
しつこいようですが、サンゴは真核生物界刺胞動物門花虫綱に属する生物です。

ではこの花虫綱ってなんでしょ?
いつものようにさらりと触れてみましょう(`・ω・´)ゞ

花虫綱とは、刺胞動物の分類の一つで、大きな特徴として、他の刺胞動物とは異なり、クラゲの時期がなく、繁殖の際に精子と卵子を放出し、プラヌラという幼生を形成して海洋の基質に付着して増殖することがあげられます。←プラヌラ幼生時は移動することが可能。
この生殖方法を獲得することで、本来固着生活を送るサンゴたちは、広い外洋に分布することに成功しました。
また、増殖の際に自分のコピーを作り出して大きな群体を形成する種も多く存在しています。
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日本サンゴ礁学会HPより

花虫網の他に、ヒドロ虫網、鉢虫網、箱虫網、十文字クラゲ網、Polypodiozoa綱などがありますが、サンゴとは異なりますので割愛します。(笑)
花虫網は読んで字のごとく
花のようなポリプをしていますが、花虫網以外の刺胞動物、例えばヒドロ虫網などのポリプは細かい槍型の形状を呈するようです。
201602271100066fd.jpg日本サンゴ礁学会HPより

あ、ポリプ(polyp)とは刺胞動物の形態の一つで、基質にに固着して触手を広げるものをいい、もう一方の形態としてクラゲがあります。
刺胞動物はこのいずれかに該当しています。
花虫網は全てポリプ形態に該当していて、さらにそのなかでも六放サンゴ亜網八放サンゴ亜網の2グループにわけられます。
これらの特徴は、読んで字のごとく触手の数にちなんでおり、六放サンゴ亜綱は触手の数が6本または6の倍数であり、八放サンゴ亜綱の場合は必ず8本であることで分類されています。
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六放サンゴ亜網 触手が6の倍数

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八放サンゴ亜網 触手が8本

ホビーアクアリウムでは一部の例外を除いて骨格を持つものに6放サンゴ亜網、骨格を持たないものに8放サンゴ亜網がそれぞれ多く流通しています。